一年たって残った新茶はどうなりますか？「静岡茶いち」

　当店では、毎年新茶の時期に、決まった荒茶農家から一年分の原料を仕入れます。
　毎年の販売量はあまり変わらないので、過去の年間使用量を参考に、仕入量を決定しています。
　その際、次年度の新茶の遅れや品質低下への備えのため、あえて、前年度産の荒茶の一割程度が残るような仕入れをしています。
　これが新茶期に古茶の荒茶として残っているのですが、この荒茶は、秋以降に仕上げ加工をする際に少しずつ新茶と混ぜて使用しています。
　 古茶といえども、マイナス１０〜２０度に保った専用倉庫に真空パックで原料として保存してありますので、新鮮な状態を保ち、ほとんど品質低下は見られませんのでご安心下さい。

　 また、お茶の生産量と消費量はほぼ同じなため、一年でほぼ新茶に置き換わるサイクルがお茶業界全体で出来ています。

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