封を開けず、冷蔵庫または冷凍庫で保存いただくのが理想です。
賞味期限は、熱くならない涼しい場所に保存いただいて、袋詰めから1年です。(一部6ヶ月のお茶もあります)
また、冷凍庫に保存した場合、2年程度なら風味はほとんど変わりません。
ただ、いったん開封したお茶は、急速に劣化が始まりますので、移り香と湿気を避けるために茶筒に入れたり、袋の口を密閉して、なるべく早く(室温で2〜3数週間、冷蔵庫で1ヶ月以内)お召し上がり下さい。
お茶の品質劣化の主な原因は、酸化と移り香によるものです。
また、酸化を促す要因は、光、酸素、水分、温度が考えられますので、出来るだけこれらを避ける方法で保存した方が良いのです。
当店では、お茶の袋詰め包装に、アルミフィルム袋を使用し、いったん空気(酸素)を抜いてから、不活性ガス(窒素)で気圧を調整していますので、光、酸素、水分、移り香については、封を開けなければ全く問題有りません。
あと、保存温度は、低ければ低いほど新鮮な状態を保てるので、常温よりも冷蔵庫、冷蔵庫よりも冷凍庫が適しています。
ただ、季節によっては、低温で保存した場合、利用する時に袋やお茶に結露してしまうことがあります。
お茶が湿ってしまいますと早く痛んでしまいますので、開封前に室温に戻して直接お茶が湿る事を防いでいただきたいと思います。
日本茶は、紅茶やウーロン茶と違い、製造時に酸化発酵工程を経ていません。そのため、保存時に、酸化による品質劣化がしやすく、おいしく飲める期間も短くなっています。
(紅茶のおいしく飲める期限は、2〜3年程度と言われますし、長時間室温で保存した場合、かえって品質が良くなる場合があるようです)
緑茶は、発酵(酸化)をしない鮮度感のある味や香りが持ち味です。
そのために、保存方法も、鮮度を保つような上記のような方法で保存してあげて下さい。
お茶に関するよくあるご質問ページへ戻る
|