「静岡茶いち」で販売しているお茶は、牧之原台地南部、牧之原市の農薬適正使用、栽培履歴提出契約を結んだお茶農家で栽培されています。
牧之原台地は、海岸から数キロより始まり、標高50〜200メートルにかけて南北に広がる大井川の河岸段丘で、水はけが良く、弱酸性の土壌とともに、お茶の栽培には非常に適しています。
さらに、遅霜の降りない温暖な気候により生産される上質の茶葉は、肉厚で深蒸し製法と相性がとても良く、、お茶の生産量日本一を誇っています。
写真をご覧いただくとわかりますように、台地一面に茶園が広がっており、4月中旬には台地全体がもえぎ色に芽吹き、実に気持ちが良い風景が広がります。
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牧之原台地の南麓に位置するため、傾斜地の茶園も多くあります。 |
牧之原台地の開墾は、大政奉還の頃だと言われます。
明治維新により仕事のなくなった武士や、大井川の川越人足、地元の農民たちによって、広大な牧之原台地の開墾がはじめられ、明治末までには台地の大部分が立派な茶園に生まれ変わりました。
そこで生産されたお茶は、輸出の主要品として外貨獲得のため大きな役割を担ったのです。
その後は、販売先を国内に移しつつも、我が国最大の茶産地として発展を続け、まさに、日本の茶業における中心地となっています。
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